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「モチベーションはプラス方向でもマイナス方向でも強ければ強いほどいい」
日本が史上初めてワールドカップ出場を決めた後、中田英寿がテレビ出演して言っていた言葉だと記憶している。細かいツッコミどころはたくさんあるが、今の僕はこんな心境だ。モチベーションは高い。マイナスの感情を原動力にしたモチベーション。
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「偉大な年」のもの凄いワインをたくさん飲む機会を与えられた。「おいしい」のは当たり前。その「おいしい」の基準が僕の中に形成された。ボトルに詰められたワインは生産者の寵愛を目一杯受け、背後にある物語が雄弁に訴えかけてくる。・・・もうこんなことは一生ないかもなぁ。 エシェゾーも凄かったが、シュブレ・シャンベルタン(ルロア.2000)の秘められた可能性がドキドキさせてくれた。これはビオディナミ(有機農法)で育てられた葡萄から作られていて、その農法もシュタイナーの思想を元に育てているらしい。飲む前にそれを聞いていたから余計に気になる存在だ。 いろんなワインの種類があって、勉強しないとよくわからないが、自分が楽しく美味しく飲んだワインくらいは覚えておくのがワインに対する礼儀だろうと思う。
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『プラトン全集12』に収められている「ティマイオス」を読みたくて古本屋からネットでの検索などあらゆる手段を尽くしても出てくる文字は「在庫切れ」や「絶版」の文字。渋々図書館の書庫から借りてきていたが、いかんせん返す日が指定されていると自分のペースで読むことができない。ほとんど読むことができないまま返却の日を迎えていた。
ある日。音楽をしている友人の研究室へいって話をしながら天井まで積み上がった本棚を眺めていると・・・。「ん??ティマイオス???」そう。プラトン全集の中で唯一「在庫切れ」の文字があった『プラトン全集12』が、この研修室にはあるではないか!他の巻はない。ただ12だけがあるのだ。 聞いてみると彼も「ティマイオス」を読みたくて探していたがなかったらしいが、ひょんなことから手に入れたらしい。 「どれでも読みたい好きな本、持っていっていいよ」という言葉に甘え、大切にこの本を持ってかえった。ページをめくる度にドキドキする。
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自分が進もうとする道にある手応えが心強く僕を支えてくれている。それは先人が歩いた道であり、この道を歩んでもよいのだという安心感。文化・歴史の重みは何よりにもまして僕を支えてくれる。 僕は先駆者ではない。先に生きた人の背中を追って、その先にあるモノを目指す求道者たらんとす。
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なんだか最近いろいろなモノがモノの方から僕の方へと流れてきてくれる。そのモノを僕が求めているからか?たしかに求めている。そして求めている方向のモノが僕の元へと流れてきてくれる。齢三十を前にして立つ準備が整いつつあるということか?ありがたいことに進むべき方向が見えつつある。「三十になって生まれ変わる」とは友人の言葉。僕にもそんな予感めいたものがあり、心躍る。
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